▶太陽光発電出力予測システム アポロン
日射量を高精度に予測し、電力の需給バランスに貢献
近年、太陽光発電設備の電力系統への連系が増加しており、電力の需給バランスを安定させるには、太陽光発電の出力予測が必要となります。
そこで気象工学研究所では、衛星画像を活用し、「太陽光発電出力予測システム アポロン」を開発しました。 アポロンにより、日射量計が無い地点においても日射量を推定でき、さらには、数時間先までの日射量および発電量の予測が可能となります。
アポロンを通じて、電力の需給バランスの安定化に貢献します。
●学会等にて、各種表彰を頂いております。
- ・太陽エネルギー学会 奨励賞・伊藤直明賞→ 表彰状
- ・電気科学技術 奨励賞(オーム賞)→ 表彰状など
- ・電気学会 電気学術振興賞(進歩賞)→表彰状など
- ・新エネルギー財団 新エネ大賞→ ポスター 、表彰状など
アポロンの概要
1)衛星データを活用し、日射量を推定
2)上空風による移流予測から、日射量を予測
3)日射量から発電量への変換も可能
アポロンの詳細
1)日射量推定
- ・衛星データを用いているので、日射量計を設置していない地点でも日射量推定が可能
- ・雲種に応じて日射量推定値を補正
2)日射量予測
- ・雲分布を上空風によって移流予測
- ・雲の高度に応じて、使用する風の高度を適宜変更
- ・上空風の予測値は、数値予報モデルWRFにて計算
3)発電量への変換
- ・太陽光発電の設備量分布を用いることで、日射量を発電量へ換算
- ・メッシュデータであるため、エリア平均の発電量も算出可能
アポロンはカスタマイズが可能です!
- ・お客様に応じた設定で推定・予測計算を行います。(計算範囲、予測時間 等)
- ・お客様のご要望に応じた形で情報を提供します。
(例:30分毎に数時間先の予測を表示するWEBページを作成)